銀行システムの仕組みと理論─地域を支える中小企業金融の理解のために─
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銀行システムの仕組みと理論─地域を支える中小企業金融の理解のために─
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| ジャンル: | 本
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| セールスランク: | 167852 位
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| 発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 1,890 (税込)
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著者は教科書と言ってますが・・
中学校の授業(社会かな)で第1章の「物々交換とおカネ」と第2章「貨幣の機能」は使えます。これからずっと付き合うお金のことが良く分かります。第1部は学校の先生方にもオススメです。第2部以降「銀行の仕組み」について一つずつ丁寧に説明されています。第3部では金融システムが出てきますが、特に戦後からバブル崩壊後までの経済と金融の関わり具合を解説していた部分は「なるほどそうだったのか」と思えるものでした。そしてコラムがクイズみたいで面白かったです。こんな教科書があれば授業も面白かったでしょう。ただ研究書なので注記が多く星4つにしました。
教科書的でありながら、実際のビジネスや資産運用の基礎知識向上に役立つ本だと思います。
私はこの著書を読み終えたとき、
「これはビジネスや資産運用の基礎に役立つ!」
と確信したので、次にゆっくりとかみ締めながら2回目を読みました。そして実際に、読んでいるそばからいろいろと役に立ったので、その具体例を紹介したいと思います。
<ビジネス知識で役立った例>
去年暮れに、一緒に上海でビジネスしているYさんが
「中国で○○○が14.5%に引き上げられたから、今進めているビジネスがぶっ飛んだ!」と大騒ぎしてました。
当時、○○○(実は中国語)が何のことか分からな…かったので、適当に「何か特殊な短期金利のことかな?」と理解していました。なんかえらく高いなぁ??と(笑)
ところが、これは著書をを読んだことにより、その○○○の内容がすぐに分かりました。
答えは「預金準備率」。
>中国人民銀行(中央銀行)は8日、景気過熱抑制のため、金融機関の預金準備率を25日から1%引き上げ、14・5%にすると発表した。
という政策により、さて不幸にもお陰でYさんは短期融資が得られず目先のビジネスが不成立になってしまったということなのでした。
さてここで、
・「○○○」に何が当てはまるかすぐに分かったか
・なぜ預金準備率を上げる必要があったのか
・なぜ預金準備率を上げるとYさんのビジネスが不成立になったのか?
などなど、即答できなかったビジネスマンは、著書をじっくり読んでみることをお勧めします。
このほかにも、ニュースによく出てくる分かるような分からないような用語って多いと思いませんか?
「コールレート」「売りオペレーション」「マネーサプライ」などなど、それらの金融に関する基本用語はネット等で調べれば、一応断片的に「知ったつもりになる」ことは出来るのでしょうが、私は、著書のように基本から丁寧に系統立てた説明でないと、正確な理解はで着ないように思います。
<資産運用知識で役立った例>
最近は、急速に円高ドル安が進んでいます。
そして、原油、穀物、金などが値上がりし、インフレが心配されています。
この先どうなるかを予想するのは非常に難しいのでしょうが、しかし、実際、株式やFXなどで資産運用している人は少なからずいると思います。私もその一人でですが、資産運用をする限りは、意識、無意識にかかわらず、未来予想をしていると思います。
なぜなら誰も損をすると思って資産運用している人はいませんよね。
ならば、結局は、この先どうなるかを考える前に、基礎知識は必要なのだと思います。
例えば、なぜインフレが起きるのか?
そして、これからどうなるのか???
著書には現在お金と認識されている「不換紙幣」について、丁寧に説明されています。そしてこれはインフレの説明と深い関係があります。
私が個人的に驚いたのは、基軸通貨である米ドルの「不換紙幣」としての歴史が、ナント40年弱しかないという事実でした。
この「不換紙幣」という用語の意味は、(当たり前なんですが)金価格の変動とも、深??くかかわっています!
この「お金」についての基本的なことが分からない人は、著書を読んでみることをお勧めします。
単に「ニクソンショック」などの記事を断片的に説明するのではなく、「お金って何?」というところから分かりやすく系統立てて説明してあります。
他にも「バブルと」「ゼロ金利政策」の実際のタイムリーな経済政策の考察や、地域を支える中小企業金融の理解についてのことなど、著書には「お金」、「銀行システム」の仕組みについてを幅広く説明されています。
その著書の豊富な説明の中でも、私個人としては今すぐ目先にあるビジネスや資産運用の知識向上に役に立つことを強く感じたということに過ぎませんが、
きっと読む人それぞれが自分に当てはまること「お金」や「銀行」のことについて、それぞれに学ぶ機会を得ることになると思います。
ページ数も154ページと薄めで、かつ、用語の説明にも丁寧にページを割いていることから、誰でも読みきれる親しみやすい本だと感じました。
最後にひとつだけ注文をするとすれば、
─地域を支える中小企業金融の理解のために─
というのが表紙のテーマだったのですが、「お金」と「銀行システム」についてのインパクトが強すぎて、表紙のテーマが相対的に薄く感じました。
初学者向けのコンパクトにまとまった一冊
内容、ボリュームとも、これから金融の仕組みを学ぼうとしている人が、その導入として読むのにはとてもよい本だと思う。
筆者は銀行、金融システムを理解させるに当たり、根本的なお金の成り立ちから解説しているが、説明が単に細かいだけでなく、国内外の歴史的背景に都度触れてくれるので、やや難しいと感じられる内容もスムースに理解できた。
大学教育出版
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