深海生物の謎 彼らはいかにして闇の世界で生きることを決めたのか (サイエンス・アイ新書 32) (サイエンス・アイ新書 32)



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深海生物の謎 彼らはいかにして闇の世界で生きることを決めたのか (サイエンス・アイ新書 32) (サイエンス・アイ新書 32)
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偶然のいたずらか…

ダン・ブラウンの「デセプション…」の後にこの本を読み…
ダンゴ虫の大物が登場するかと、期待しながら読みましたがそれはありませんでした。
見開きの半分はほとんどが写真という構成で、専門的な話の割にさほど読みづらくはなく、
ナマコの話など普段のナマコのイメージが覆されると思います。
新しい世界を見せてくれる一冊です。

深海魚ではなく深海生物

 タイトルそのままの印象。大半はナマコや深海エビの暗い深海での生活ぶりを淡々と描く。この価格の信書には珍しく豊富なカラー写真がうれしいが、いかんせん被写体が・・・ また、医学部(農獣医学部)出身の著者らしく、記述が若干くどい。また物語風に読ませるのではなく、あくまで解剖学的な冷徹さで個々の生物の生活をあぶりだしている。
 私は早合点して”深海魚”の本だと思って購入したわけだが、若干気持ち悪さの残る結果となった。しかし、”深海生物”に興味がある方にとっては、またとない貴重な本であることは間違いない。巻末の索引、参考文献、深海生物マップなどはマニアにも充分応えられる内容ではないだろうか。
関東地方の人には,お買い得く!

 総ページ数は206で,偶数ページつまり左ページに説明文があり,奇数ページは写真が載っている.写真のほとんどは,海洋研究開発機構が撮影したもので,カラーだ.1,000円という低価格にも関わらず,写真の質が高いのには驚いた.おまけに,写真のページには濃青色の紙を使っており,それが深海生物の写真を引き立たせ,しかも目にやさしい.
 「伊豆半島東方沖の初島ステーションに設置されたビデオカメラ」や「深海探査機に搭載されたビデオカメラ」で撮影された映像を使って,深海魚やナマコのゆったりとした動きを紹介していて,その動きは実に優雅だ(彼らは必死だったりするのだが).本書で紹介されている深海動物のいくつかは,なんと新江ノ島水族館で飼育しているという.また,深海底の動物たちの残した痕が,化石になって三浦半島の海岸に出ているという.特撮の格闘シーンでおなじみの海岸だ!
 この本を片手に,三浦半島を回って江ノ島に行けば,深海を旅行した気分に浸れるかもしれない?!.関東地方の人には,お買い得の本だ.
深海ナマコの奇妙な姿と生態にビックリ!

 ナマコというと這い回る生物としか思っていなかったので、ユメナマコやオケサナマコが軽やかに泳ぐ姿に、まず驚いた。そして、たくさんの足を持つクマナマコが無人探査機に遭遇してトコトコと逃げる姿に、思わず応援! 写真をふんだんに使っているので、深海生物の生態をリアルに感じられるのが楽しい。
 それにしても、こうした深海生物をじかに見ることができないのは、本当に残念。だからこそ、本を買って読め、ということなのだろうが。深海ナマコ以外にもいろいろな深海生物が登場するが、やはりこの本の主役はナマコ。地球上にあんな生き物がいるだけでも驚きである。付録の深海ナマコサイズ比較は、その形の奇妙さをあらためて感じさせてくれる。
 しかし、三浦半島沖に深海生物の痕跡があるというのは初めて知った。早速、撮影に行ってみたい。





ソフトバンククリエイティブ
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