心の問題が企業業績に結べつくことを数値的な説明
本書の主張は、「人の感情が大きく経済を左右する」という事である。そしてその結果を米の調査会社であるギャラップ社の調査データをもとに定量的に示している。組織の能力を高めるために必要な事は、メンバーのその組織に対するロイヤリティを感情の部分において高めること、同様に顧客の購買動機は、ブランドに対する理性的ではなく感情的なロイヤリティによって保たれる事は、これまでも主張されてきたことだと思うが、それを数字として示している書籍には、初めて出会った。 組織のメンバーが熱意を持って才能を発揮できる状態に保つために考慮すべき項目が12の質問にまとめられており、組織を運営する上で常に手元において参照する価値を感じた。
キーワードは「才能」と「感情」。参考になりました
データの分析から得られた方法が紹介されています。 この本にはキーワードが二つあり、一つが「才能」。コンピテラシーでも埋められないものがあり、人にはそれぞれ「才能」があり、それは教えられるたり、与えられたりするものではない。自分の才能にあった仕事に就くべきであり、その仕事をするのに必要な才能を持った人を採用すべきだとこの本はときます。 二つ目が「感情」。部下も顧客も感情によって動く部分が大きいことがあげられ、いかに感情に訴えかけるべきか、といています。 理論ではないのですが、圧倒的なデータに基づいた分析であり、とても参考になりました。
日本経済新聞社
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