現代の大学生の就職活動の体制について疑問におもいました。世間では就職難が話題となり、大学生の非常に厳しい現実が日々報道されています。先日、私はテレビで(2年ほど前の再放送番組だったと思います)日本の大学体制に外国人留学生がモノ申すというような企画を拝見いたしました。その中で、日本の電機系大学に大学に通うイラン人の留学生の方が「日本の就職活動制度はおかしい。3年から4年にかけての、大学生としてもっとも勉強しなければならない時期になぜ、並行して就活をしなければならないのか、本当は勉強がしたいのにおろそかになってしまう。もっと勉強に励むべきだ」といった内容を論じていました。それを聞いて私は核心を突かれたというか、確かにそうだとおもいました。大学生の本来やるべきことは自分の選んだ分野に対する勉強、研究だと思います。そして学んできたその集大成として卒業研究を完成させ、卒業していくものです。ですがそれ(卒研)が終わる前に内定っておかしくないですか?時期が早くなればなるほどそういうもののウエイトは軽くなっていき、結局大学名と人間性(エントリーシートの内容、面接での対応)だけの戦いになるのではないでしょうか。本来であれば何学部で、何を専攻し、結果的に卒研としてどんな実績を残したかを問われるべきではないのでしょうか。しかし今は時期的に「○○について研究しています」で終わり。また、特定の分野を追求したい学生が行うダブルスクールはわかりますが、就職のために「内定塾」のようなものに通うというのがなにか本末転倒というか、腑に落ちません。「履歴書・エントリーシートはこう書くんだよ」、「面接ではこう答えるんだよ」というのは本当にそのような一種の専門学校のようなものに通って学ぶことでしょうか。面接等が不安でも基本的には各大学機関のキャリアセンターなどで対策はしてくれるはずだと思うのですが。外国では(国によって様々でしょうが)大学のカリキュラムが終了してから就職活動をする期間があって、という流れがあるようです。日本もそちらのほうがよいのではないでしょうか?いったい、今の就活の体制にはどういったメリットがあり、また体制を変えることはできないのでしょうか。このままだとゆとり教育などによる日本の学力レベルの低下と就職活動の早期化によって日本の大学の学問としての質が落ち、日本自体のレベルが低下していくように思えます。世間知らずですみません。長文失礼いたしました。
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